従来のガラス被膜コーティングでは、被膜自体の強度は確立されていても、塗装面との結合という点で改善の余地が残されていました。それは有機質である塗装 面に無機のガラスを結合させるという点で、結合力が弱く、塗装面上に微細な凹凸に合わせて乗っていると言うイメージでした。
Zen-Xero Dynamicは、塗装とガラス被膜をより強固に定着させるため、専用のアクセラレーター(プライマー)を新開発。プライマーは独自のハイブリッド構造によって、塗装面側には有機質の部分が密着し、上に載せるガラス被膜に対しては無機質同士で強力に結合します。さらにアクセラレーター自体もガラス 質の被膜を形成することでより深みのある光沢と平滑性を実現し、Zen-Xero Dynamicの効果を100%発揮させます。
従来、撥水性を有するガラス被膜は、撥水性をもたらすフッ素やメチル基などの撥水基が被膜の表面で形成され作用するため、経時変化による被膜表面の減少によって著しく撥水性が失われていくという欠点がありました。
Zen-Xero Dynamicはこれまでにないフッ素とガラスの完全融合を実現し、ガラス被膜中に均一にフッ素が配合されることで、被膜の減少が生じた場合でも常に撥水基が存在することで撥水状態を持続します。
Zen-Xero Dynamicにおける動的撥水性の実現は、原材料の選定からフッ素の配合比率まで、全て要素を最適なバランスで使用することで実現しました。動的撥水性を引き出すためには、被膜表面の平滑性や撥水自体の撥水角など、様々な要素のバランスが重要となります。単純にフッ素を被膜表面に配置しただけでは困難です。
原材料の選定から配合量など、基本となる考えを動的撥水性を主眼に再考し、新たな機能性を実現しました。
塗装面上の水滴を積極的に流れやすくすることでシミなどのダメージを大幅に軽減します。
実際に良くいただく質問をエンシノが施工してみた観点からお答えいたします。
- 今までのZen-Xeroとどう違うのでしょうか?
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より水滴が流れるようになったのでシミになりにくい印象は受けました。
継続性は現在エンシノでも実車に施工し経過観察中ですが、夏に一度テストし12月現在まで撥水性は落ちておりません。
ただ水滴の水玉になってコロコロ転がる印象はZen-Xeroの方が強いので、
ここはお好みになると思います。(ダイナミックはより流れる印象です)
- ボディはどう言う感じになりますか?
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実際に施工したお客様からは濡れたようなツヤ感が感じられる、コーティングしている実感がしっかりと持てると言う感想をいただいております。
当店できちんと下処理をする影響もあると思いますが、ツヤ感に関しては文句の無い印象です。
- お手入れはどうでしょうか?
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従来のZen-Xeroに比べてシミになりにくいので、お手入れは楽になると思います。が、従来通り週に1回程度のペースで洗車をおすすめいたします。
エンシノでは1年間有効の無料洗車サービスもございますので、ぜひご利用ください。
- メンテナンスキット等はついていますでしょうか?
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エンシノで施工していただいた場合、従来のZen-Xeroと同じメンテナンスキットと施工証明書は変わらず付けております。
お問い合わせはお気軽にTEL0466-60-0525まで!